地域資源活性化委員会


2011年度社団法人江津青年会議所

地域資源活性化委員会

委員長 堀江 毅

事業方針

江津市には、古くから伝わり今もなお広く人々に愛され続ける伝統芸能 石見神楽、そして中国地方随一の規模を誇る一級河川 江の川が地域の資源、財産として存在しています。しかし、石見神楽においては、過疎化、少子高齢化などの進行に伴い、所属団員の減少や高齢化、担い手不足という事態に陥り伝承し続けることが困難な状況に直面しています。各社中とも、この問題を喫緊のものと認識しつつも解決に至る有効な手立てがない現状にあります。江津市においては、地域振興にて無限の可能性を秘めた石見神楽に対する関心はありつつも、観光及び教育活用にも積極的でなく十分なものとは言えません。

そして江の川においても、市民の生活環境や習慣の変化により身近にありながらも直接触れ合う機会が減少してきています。

これらの背景を踏まえ、本年度当委員会では地域資源の「発展と伝承」をテーマに、石見神楽と江の川を利用した地域振興を展開します。特に石見神楽においては全市一体的な取り組みが求められているので、事業推進体制の構築を実現します。

この地域の資源や財産を後世へと守り伝えていくことはいまを生きる我々に与えられた使命です。市民、特に次の世代を担う子供たち誰もが、「私たちのまちには石見神楽がある。江の川がある。」と自信を持って言えるような、誇りあるまちづくりを実現します。

まず市内各団体を招き公開フォーラムディスカッションを開催します。石見神楽による地域振興案を提示するとともに各団体と意見を交換し継続可能な仕組みづくりと組織づくりを実現します。江の川祭においては、市内各団体と連携し石見神楽に関する事業を開催します。

さらに、江津市の自然財産を活用した事業 かわくだりを開催します。雄大かつ流麗な江の川をユニークな大蛇ボートに乗って体感することにより、他地域からの参加者には江津市の魅力を感じていただき、市内参加者にはふるさとに誇りを抱いて頂きます。特に今回で5回目ということを踏まえ、これまで携わってきた先輩達の思いを継承しつつ、江の川の更なる魅力の発信をします。

私たちが住むこのまちの魅力は私たちが高めていく。この強い信念と実行力を持つことにより「真自立創成期~強くあれ ふるさと大家族」は実現します。明るさと豊かさを持つまちの実現に向け我々の活動はいま始まります。

総務情報委員会

2011年度社団法人江津青年会議所

総務情報委員会

委員長 岩本 淳

事業方針

スローガン 「公益的意思伝達」

我々江津青年会議所は他の会議所より羨まれる団結力があります。しかし、LOM内では100%出席まであと一歩の状態です。我々は利便を追い求めた結果、メールの多用化により意思伝達の大切さを忘れかけ、それが出席率に反映されていると考えます。メンバー間のコミュニケ―ション能力が低下すると、理事長の想いはメンバーに伝わらず、100%出席への道のりは険しくなる一方であります。公益社団法人格取得により、更なる団結力が求められる今日、対外的な活動についても我々の想いを理解し、ご参加いただいているのは一部の市民であります。

理事長の想いをメンバーに届け、1回でも多くの100%例会・事業を達成させます。公益社団法人格取得の意図がメンバーに伝わり、LOM内の団結力が増します。市民とのコミュニケーションの場を広め、我々の活動がより多く市民に理解される状態を創り、市民の参加意識を高めます。

そのために、メンバー間のコミュニケーション能力を高め、理事長の想いをメンバーに伝えます。メンバーの活動がより円滑に、より効果的に行われるよう一丸となりサポートします。そして、公益社団法人取得推進会議と連携し、適した計画書、予算立てをメンバーへ指導します。我々の活動・事業の情報発信を市民に向け迅速かつ的確に行います。

その結果、メンバーの100%出席により、団結力のある強い組織を生みます。公益社団法人格取得後も自分たちの想い描いた通りの事業が実現することで組織の存在意義を明確にし、資質向上することにより透明性のある組織を生みます。そして、江津JCの地道な活動の成果を市民に理解・共感していただき、家族が家族を守り、ふるさとを愛する想いを愛国心へと繋げます。

タンポポで例えるなら、我々総務情報委員会は「茎」。そして理事長の想いである「花」を太い茎で支えます。メンバーが深く根を張り、大きく葉を広げ集めた糧を我々が花へと運ぶ。そしてメンバーの力により開いた花の美しさを、その状況を、種に込め綿毛にくくる。風の力も借りず、自らの力で茎をしならせ遠くまで飛ばす。より多くの種を、より多くの大家族のもとへ。