会員拡大委員会
委員長 室谷文続
事業方針
わが国の経済は長く低迷していて、中でもわがまち“江津市”を含む島根県西部地域は産業の衰退・少子高齢化・過疎化が他の地域に比べて著しく進行しており、危機的状況であります。こんな状況だからこそ、江津市発展のためにより多くの“まちの発展を願い、利他の精神で自ら考え、行動できる”仲間の輪を広げる必要があります。自分たちのまちの為に何か行動に移したいと思っていても一人では困難で難しい。仲間が集まり、協力し合い刺激し合いながら目的に向かって邁進していく。そんな活動を続ける仲間を一人でも多く増やしていくことが活力あるまちを造る事に繋がります。
そこで、青年会議所として社会貢献を行い、我々を育んでくれたわがまち“江津市”のために恩返ししようと考え共に行動する仲間を増やしたいと考えます。その理想を実現する為に今年度の会員拡大目標を10名とします。ここ数年、数名の入会が続く中、高い目標を掲げ、目標達成の為に創意工夫を行い、切磋琢磨する事自体が個々を成長させ、組織の結束を強めると考えます。青年会議所では、各種委員会・例会・事業を通して、コミュニケーションの取り方・人の動かし方・組織運営等々多くの事を学び、失敗や挫折を繰り返し、試行錯誤することでその経験が糧となり自信となり、成長していきます。この経験は実際の会社経営や日々の生活の中においても必ずプラスになります。
実現する為の手法として、2月例会では公益社団法人日本青年会議所で会員拡大活動にご尽力されてきた方をお招きし、会員拡大のノウハウを学び、今年の会員拡大活動に活かします。そして異業種交流会等の会員候補生と接する場を多く設け、全員一丸となって会員拡大に邁進します。
新入会員については、青年会議所活動の魅力を理解させ、即戦力化を図るための教育が重要と考え、入会後のフォローの徹底を図ります。
又、事業を成功させるためには、規律正しい会議の運営が不可欠であります。資料の事前配布により内容を理解し、問題点や自分の意見を整理し会議に臨み、全員が必ず発言していただく。会議は資料を読む場ではなく、意見を出し合う場であります。質の高い意見が出る活発な“会員拡大委員会”の組織運営を取り纏め実践し、他の委員会の見本となるよう行動します。
自らを律し、気概を持って妥協無き委員会運営を目指します。厳しさの中にも委員会メンバーの成長を願う思いが無ければ人はついてきません。そこには人の心の機微があり、至誠が人を動かすのだと考えます。又、家族親睦事業を通して、自分達を支える家族に感謝し、青年会議所活動への理解と協力を得るため、そして他のメンバーとの親睦を深める事を目的に継続していきます。
以上の活動により伊藤理事長の掲げる“真自立創成期~強くあれ ふるさと大家族~”を実現します。メンバー個人が成長し、個人の成長はリーダーたる資質の向上となり、さらに所属する会社の発展を促し、会社の発展はひいてはわがまち“江津市”の活性という公益寄与の結果をもたらします。