江の川祭実行委員会
実行委員長 梅田栄男
事業方針
現代の日本では、人と人との絆が失われつつあります。江津の地に於いても高齢化の進行、人口減少に伴い、江津市の一大イベントである江の川祭の衰退が危ぶまれています。
長年に渡り受け継がれてきた江の川祭をこの先何十年と継続させ、次の世代に引き継ぐことが我々江津青年会議所に課せられた使命であります。しかし、我々の力だけでは限界があり、市民を巻き込みながら、これまで以上にこの祭を盛り上げていかなければ、市民意識の低い祭になり、「地域の絆」が失われてしまいかねません。
そこで、当委員会は、市民をはじめ、7月例会で他団体と自由な意見交換が出来る協議の場を設け、未来永劫に江の川祭が継続するにはどうしたらいいか議論を深め、市民の声が反映されるような組織作りなど江の川祭がさらに市民総参加、市民の祭りへの意識強化へと繋げていきます。
そして、絆を深めた市民が実践できる仕組み作りを調査、研究し提案していくことで、市民と一緒になって祭を盛り上げることでまちも活性化し、人情味溢れる温かいまちへと変わっていく事になり、「ふるさと」や「地域のアイデンティティ」の意義を再認識できると考えます。
また、2002年から参加している、江津市音頭ニューバージョンでは、受け継がれる祭りへの想いを全メンバーで再確認し、情熱ほとばしるエネルギッシュな姿を観て頂き、参加されているすべての方が笑顔になり、また観ている方は来年以降自分達も参加したいと奮い立つ事で、より深い「絆」で江津市民が結ばれる祭りを目指します。