11月8日(日)パレットごうつにて「アジアフェスタ@ごうつ2020~ごうつ♡アジア愛家族祭~」を開催しました。
昨年に引き続き、江津市内の企業で勤務されているベトナム人の皆さんをはじめとする海外から移住された市民の皆さんと一緒に、お互いの文化交流を行うためのイベントを開催しました。
11時の開始から15時の終了までに500名を超える来場者があり、大盛況となりました!
お越しいただいた皆様には新型コロナウィルス感染対策とはいえ、大変ご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。
オープニングを飾っていただいたのは江津青年会議所メンバーも所属するフラダンスチーム、Hālau Hula O Lehua ‘Ula(ハラウ・フラ・オ・レフア・ウラ)の皆さんです!
小さなお子さんも多く所属されており、本イベントのスタートを華々しく彩っていただきました。
続いて外国人市民の皆さんによるスピーチコンテストを行いました。
海外から江津に来て気付いたことや感じたことをテーマにスピーチを行っていただき、私たちも多くの気付きをいただきました。
審査の間にはベトナム人×着物のファッションショーを行いました。
ベトナムのアオザイとはまた違った日本の伝統衣装を身にまとっての登壇に、会場から多くの歓声が上がりました。
続いて江津のフラダンスチーム、Halau Na Pua Lei O Nani Kai (ハラウ・ナ・プア・レイ・オ・ナニカイ)の皆さんに登場していただき、会場を更なる熱気に包んでいただきました。
代表の山根美津子先生がベトナム人の皆さんに「xin chào!(シンチャオ、ベトナム語で「こんにちは」の意味)」と声を掛けて笑顔があふれた瞬間がとても印象的でした。
江津青年会議所メンバーもステージに登壇しました。
ベトナムの伝統衣装アオザイに身を包み、ベトナム人の皆さんと一緒にステージに上がり、色とりどりの衣装と明るい笑顔で会場を大いに盛り上げてくれました。
他にも2020年度江津青年会議所の押越奈津紀君の経営される山陰製畳さん、同じく江津青年会議所メンバーの元重慎市君の勤める日本でも数社しかないすり鉢専門メーカーの元重製陶所さん、伝統的な手すき和紙を使ってぬくもりあふれるオリジナルグッズを作っておられる石州勝地半紙さんなど、「日本の文化」にかかわる地元企業さんにも出展していただきました。
また、飲食ブースに関しても今年はベトナム料理も料理の種類を増やし、日本語学校の生徒さんにも協力していただきタイ、中国、ネパールの料理も提供していただきました。
日本側も江津JCメンバーにとってはおなじみのミラノ亭さん、ディブロさん、ローカルスピーカーさん、萩原商店さんに加え、YEG(江津商工会議所青年部)より住京蒲鉾さん、菓子処みなとさんにも出店いただき、「江津の食」を振舞っていただきました。
最後は地元の伝統舞踊「石見神楽」です。コロナ禍ということもあり大変難しい状況でしたが、メンバーの熱い想いから有志にて出場していただくことができました。久しぶりの神楽に多くの子どもたちがステージに噛り付くようにして見る姿に自分の子どものころを重ね、「ふるさと教育」を感じました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、「中止」という判断は正しいと思います。
ですが、対策をしっかりと講じたうえでそれを説明し、理解して協力していただければ感染は防止できます。
そして、祭やイベントには人を楽しませ、町を元気にする力があると信じています。
これからも私たちは志を同じくする人たちと力を合わせて、明るい豊かな社会を目指して活動していきます。
最後になりましたが、当イベントの企画を当団体にお声掛けいただき、開催実現まで共に歩んでくださったGOTO☆ワンハートの皆様、出店・出展に快くご協力いただいた各企業の皆様、外国人労働者を雇用する江津市周辺の各企業様、ご協力・ご来場いただいたすべての皆様、そして当団体に興味をもってここまで読んでくださったあなたに、心より感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました!!
一般社団法人江津青年会議所 ごうつの未来創造委員会
委員長 前田史朗