人間力向上委員会


2011年度社団法人江津青年会議所

人間力向上委員会

委員長 三上貴子

事業方針

先行きの不透明な現代、大自然に恵まれ、一見のどかな江津市においても人口の減少や若者の人口流出、少子高齢化は年々進み、江津市の将来を危惧する声があります。

厳しい時代を迎えた私達は、江津市の厳しい現状から目を逸らすことなく、5年後10年後の将来をしっかりと見据え、時流に流されることなく、生きぬくために強い信念と志をもって日々の活動に危機感を持ち取り組まなければなりません。

この町の経済を牽引し、町を活性化させ、そして、受け継がれてきた伝統文化を次の世代へ紡いでいくこと。これらの原動力となるのは、我々青年の役目です。

将来が危惧されているまさに今こそ、我々は企業経営において必要な情報や現状を把握し、企業人として、また一市民として、『明るい豊かな未来』を実現するために今、気づき、今、行動し、何をどう捉えるべきかを常に意識出来ることが必要です。

私たちは「人間力」を養い、「今」そして「未来」を強く生き抜くための方法を模索し、しっかりとした判断をするために、身近で実践可能な課題に取り組むことで遠い未来も近い将来もしっかりと夢を描くことが出来る人間を目指します。

私たち江津青年会議所は、メンバー一人ひとりが学び、気づき、実践することにより、夢を語り目標に向かって邁進し、我々のふるさと江津市に創造力と勇気、情熱と行動力を与え、地域の問題に果敢に挑戦していく団体でありたいと思います。

そのために人間力向上委員会では「志」をテーマに掲げ、「人間力」という大きなくくりの中から、企業経営に必要な4つの要素を取り上げ、その要素と我々の活動環境(地域環境)を関連付けしていく学びの場を設けていきます。

1、お客様の満足=市民のゆたかさ

2、社員の満足=江津JCメンバーのゆたかさ

3、会社の満足=組織のゆたかさ

4、社会の満足=地域のゆたかさ

上記「4つのゆたかさ」を追求し続けることで、持続可能な企業人としての成長とまちづくりへの実践的な取り組みがバランス良く出来るのです。

美しい国日本に生まれた私たちは、大自然からの教えのように春を待つ厳しい寒さのこの時期に、花を咲かせるためにしっかりと地に根を張り、多くのことを学び、厳しい寒さの中、固く冷たい大地から勇気をもって力強い芽をだし、吹き荒れる雨風に迷うことなく強い信念と高い志をもって明るい未来に向かって精一杯伸びていく必要があるのです。