島根県は7日に2011年度一般会計当初予算を発表した。
総額約5322億2500万円の予算計上。
景気対策の充実と観光や教育などに重点を置いた予算組みとなっている。
歳入の内訳を見てみると県財政の苦しいふところ事情が見えてくる。
地方交付税、県債(借金)、国庫支出金で全体の60%を超える状況。
収支不足が続き、それを補うなめに基金を取り崩している。
国依存型体質と今後の収支不足が懸念される。
そして今年は全国統一地方選挙が行われる年である。
県財政を含め、政策やビジョンをしっかりと見極めたうえで
民主主義の根幹をなす一人一票を投じたいと考える今日この頃である。