魅力特集② 2017年度 専務理事 平下茂親 君

江津青年会議所の2017年度 専務理事『 平下 茂親 君の特集です。

江津青年会議所のメンバーのみなさんにメンバーの中での魅力的な人をいろいろあげていただいた中、平下専務の声が多かったので、理事長に続き、第2弾としてとりあげさせていただきました。

<メンバーの声>平下専務理事の魅力

・江津青年会議所の先輩として、経営者として、そして人間として非常に尊敬出来る方だと思うからです。物事の考え方、捉え方に共感します。

・クリエイティブなところです。(創造的)

・全てです。

・ローカルヒーローだから。

・江津青年会議所の関係についても、他でも、お願いや誘いを断らない意志の強さ。

・発する言葉が大きな説得力を持っているからです。

・最後まで妥協しないこと。こだわり続けること。

・カリスマ性があるところ。

・ゴールを見据えて常に 冷静に行動されている所

2012年度に入会された平下専務。そんな平下専務理事に改めてお話しを伺いました!
平下専務理事の魅力をぜひご覧くださいませ☆

平下4
「江津青年会議所に入会したのはUターンしたあとだと聞いていますが、なぜ地元に戻ろうと思ったのですか?」

平下「漠然と中学のときこの町で起業したいと思ってました。またそれを同級生にも伝えていたのですが、「無理」だと言われていました。夢を語るのがリアルではない。そういった空気がスタンダードな周りの状況でした。結果として今、江津で起業し、現実になりました。地元でやりたい。家が家業をやっていたのもあり、その生き生きとした背中を見て育った影響もありました。目標とする人がいるかいないか。それが身近な人だったからより一層に夢に近づけたし、実現できたのだと思います。東京、ニューヨーク生活を経て、地元に帰りました。東京、ニューヨークにいたときも地元の江の川祭には出ていて、出席率100%でした。それだけ地元愛が強かったのもありますし、同級生など同じ想いの仲間がいました。祭に参加していたのもあり、町との距離感が強かったし、近くに感じていました。」

平下8

「江津青年会議所に入る前、そして入ってからの気づきがあれば教えてください」

平下「今の職に就く前はアルバイト、派遣の経験を経て、内容も土木系からピザ屋、清掃、引っ越し、配管など、いろんな仕事をしてきました。仕事の厳しさ、つらさも経験したし、やんちゃをした時代もありました。今の仕事に就くきっかけは”鉄腕ダッシュ”のダッシュ村でした。古民家再生の大工の棟梁をたまたまやっているのをみて、興味・関心をもちました。そして地元に戻り、入った建設会社で設計を学び、デザインもやらせてもらいました。いろんな仕事をまかせてもらう中で、自分の見たものを表現することを学んで、独立をしました。そしていろんなものをみてきたいとニューヨークへ行きました。身一つで行き、家を見つけるところから生活が始まりました。英語も行ってから勉強を始め、そんな中でも江津で請負ったデザインの仕事もしながら、祭のときには必ず帰っていました。地元では再開発ムードも高まっており、そのまま地元に帰る決断をそのときしました。」

「そして独立して間もないときに先輩と江津青年会議所に入っていた兄から声をかけられ、それどころではないと思っていたけれども、お二人の誘いもあり、入会することとなりました。初めて出た『8月総会』ではスーツの方ばかりという光景にびっくりしました。ずっと前から決まっている例会日だからスケジューリング出来るだろという兄の言葉もあり、それらの今に至る例会はすべて出席しております。江津青年会議所に入って、最初の委員会では興味がない分野だったのですが、興味がないことってこういう機会がないとやらないので、とても貴重な時間となりました。そして普通だったら知り合うことのない人脈が広がったり、お話が聞けたり、全然違う価値観の人たちがいるのだと触れ合え気づかせていただきました。翌年の委員会は人材育成系の委員会で、どうやったら人がより成長できるか考える時間を持たせていただきました。」

平下3

「平下専務理事が描く江津青年会議所の想い、また会のみなさんへ青年会議所のどういったところを伝えていきたいですか?」

平下「人材育成系の委員のときに『個人のやりたいことと公のやりたいことがばらばらではだめで、自分の幸せを突き進むのと同時に周りがよくなっている生き方をしなければいけないな』と気づきを得ました。自分がやることが地域の人のために役に立っている。そして並列して自分の幸せにもかかっている状況を作っていけると自分がやりたいことをやるだけ他の人が幸せになっていく、そうすると継続性が出て、自分の幸せを後押ししてくれる。そういう状態を各々が作りましょうという事業が昨年であり、江津青年会議所はまさにそういう場であると思います。自分が達成したいものがあって、そのためには成長がいるのだけれども、その成長を社会活動とかいろいろな事業の中で、自分以外のメンバーのためにやっていくことで、両方が並列できる状態を作っていく日々の活動が大切なのです。いい事業をすることでなく、自分がいかに成長して周りの人が幸せになっている状態を自分がいかに作れるか。すべて一貫したルールであり法則だと思います。これをいかに早くつかむか。この青年会議所で学んでもらいたいし、自分自身も特にそれを追求していきたいと思っています。」

平下専務理事の今に至る、得られた経験・想いを、垣間見ることができた気がします。
いつもおだやかで、その言動、姿勢に良い影響をいただいている会員も多いのではないでしょうか?

平下専務理事の想いがみんなに伝わり、みんながこのように行動できたら、自他共に幸せな日々が築けるのではないかと思えました。
平下専務理事、お忙しい中お時間取っていただきありがとうございました!

江津青年会議所は、これからも想いをひとつにみんなで邁進してまいります。

2017年度 専務理事 平下茂親

 記事 構成 2017年度 情報委員会 委員 藤間小百合

インタビュー  2017年度 情報委員会 委員 城納剛