祭委員会~委員長所信

祭委員会

委員長 湯浅勇紀

 

<所信>

これまで、「市民総参加」を目指し進化を遂げてきた江の川祭は、多くの人の関わりによ8り、現在まで継続してきました。江津青年会議所も祭の発展・維持において大きな役割を担ってきたところではありますが、更なる祭の進化には特定団体で構成される実行委員会のみではなく新たな祭の担い手とこれからの祭の担い手の確保が必要です。祭に新たな息吹を吹き込むことで、8月16日という1日を目標に、意欲的に祭に関わる人々が、明日への活力を体感することができる祭を創りあげていかなければなりません。

祭委員会として、江の川祭の原点を知り、多くの人が主体的・意欲的に祭に参画できるよう、関係諸団体はもちろん、これまで祭に関わってこなかった層や団体に対して、参画を働きかけていきます。江の川祭が市民総参加の祭に進化することにより、江津市民に一体感が生まれ、この街の魅力を再認識し、江津市に夢と希望を描くことができます。

あらゆる世代が楽しむことのできる江津の魅力が詰まった祭を各委員会と連携して企画し、市民総参加の江の川祭の実現を目指します。江津市音頭パレードにおいては子供や学生などに参加してもらうことで新たな層の参加を促すとともに新たな担い手が祭りに関わるきっかけを作ります。これからの祭の担い手でもある子どもたちには、伝統文化の体験21や灯篭づくりを通し、祭の未来・江津市の未来を描き、市民や参加者とこの街の夢や希望を共有する機会を提供します。たくさんの市民の夢にふれる空間を作り、来場者に夢を持つことの重要性を理解していただきます。設営においても、実行委員会と外部のパイプ役として、祭に対する幅広い意見を吸い上げ、魅力的な祭の創造を図ります。

江の川祭の運営から得られる「奉仕」・「修練」を通し、会員同士および関係諸団体など祭に関わる人達と「友情」を構築することができます。その力は地域に活力を与え、江の川祭を通して地域全体の活力を創造することができます。市民総参加の江の川祭の実現により、祭に参加するすべての人が夢や希望を抱き、1年後の8月16日に向け、また未来に向けて夢や希望を抱き、動き出すきっかけとなります。