神楽出前授業@桜江小学校

平成28年6月23日(木)に桜江小学校にて、郷土愛醸成委員会の事業として神楽出前授業が実施されました。
講師は桜江町にある市山神友会の森岡友昭先生。

まずは授業に先立って、郷土愛醸成委員会の坂根昌幸委員長より、今回の授業の趣旨を児童の皆さんにお話しました。

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そして今回の授業の講師をつとめていただく、森岡友昭先生の登場です!

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森岡先生は1984年生まれの31歳。桜江町市山で育ち、現在は川越の大貫に住んでおられます。
小学校3年から市山神友会で神楽をはじめ、現在は市山神友会の副会長をつとめていらっしゃいます。

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森岡先生は保育園のころから家族と一緒に自然と神楽に親しみ、小学3年生の時に近所の友達に誘われて神楽を始められたそうです。
子供神楽は小学校3年生から中学校3年生までしておられたそうですが、高校に進学するとともに一旦は神楽から離れた時期もあったそうです。
しかし、21歳の時に「神楽を舞う人が足りないので、昔やっていたんだし手伝ってほしい」と誘われ、言われるままやり始めると再び当時の楽しさを思い出したそうです。

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写真は「御座」を舞う森岡先生。大勢の人に注目され、歓声を浴びる姿を映した動画を児童たちに観てもらって、「神楽を舞うこと」の魅力を存分に語っていただきました。

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地域のみんなで神楽をしよう、昔から伝わってきたものを残していこう、という空気がある。」と
語る森岡先生。

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授業の終盤に、
将来皆さんも自分の生きるべき場所や進むべき道を決める時が必ず来ます。
みなさんのふるさと桜江はいつでもここにあります。
みなさんがもし都会に出て帰ってきたときにも桜江は変わらんなあって言ってくれるように僕も頑張りたいと思います。
」と熱く語る森岡先生。

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講演後の質問コーナーでは、市山神友会に所属している江津青年会議所の宇都宮理事長から補足説明をする場面も。

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子どもたちにとって今回の授業が、大元神楽および自分たちの住む桜江町に対して関心を持ち、郷土愛を深めるきっかけになってもらえたら、幸いです。
今後も郷土愛醸成委員会の事業は続きますので、何卒よろしくお願いいたします。

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今回の桜江小学校での神楽出前授業を山陰中央新報で取り上げていただきました。

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【写真】安藤敬信
【記事】佐々木亮