灯篭流し

近年、江の川祭同日に実施されている「灯篭流し」は、一説に明治に遡る仏事としての精霊流しの流れを汲み、

後継者不足等の諸問題による中断時期を経て、

昭和47年に発生した「昭和47年豪雨」以降、地元有志を中心とした江の川祭のルーツとも呼ぶべき事業です。

しかし、この歴史ある灯篭事業もコロナによる江の川祭の中止と同様に実施ができていませんでした。

今年はこの灯篭文化を風化させないために、2021年8月16日に江津市シビックセンター公園に灯篭を設置しました。

小雨の降る状況ではありましたが、近くを通られた方は足を止め、写真を撮られている方もいらっしゃいました。

この100個の灯篭が少しでも灯篭文化を守ることにつながればうれしいです。