地域連携推進委員会~委員長所信

地域連携推進委員会

委員長 浜根裕彰

 

<所信>

我々が住み暮すこの石見は地域ごとに様々な問題をかかえています。江津市の人口は、日本創生会議の推計によると、2040年に14,000人程度まで減少し、地域の維持が困難になっていきます。危機的な状況にありながら、我々は自分の住んでいる地域の課題にすら関心を持って積極的に取り組めていません。各地域の自治体活動は60歳以上の定年後の世代が牽引しているのが現状であり、各世代、各団体がもっと連携をしていく必要があります。

地域連携推進委員会は、地域の住民である我々青年会議所会員一人ひとりが、率先して地域の活動に関心を持ち、各地域の問題に対して自分事として考え行動することができるような機会を提供します。また、若い世代と60歳以上の地域コミュニティを動かしている世代との交流する人を増やすことを目的として活動し、地域全体との交流を促します。

そのために、地域の自治会や、現役会員に聞き取り調査して、課題や現在の状況を把握し、地域の団体への若者が必要とされる役割を洗い出します。そして、地域への関わり方をメンバー一人ひとりに見つめ直してもらい郷土愛を醸成し、会員と地域との関係性を高め、地域の行事や集まりに参加していただきます。そして、地域活動を実践していく中で抽出された課題を例会で共有し、解決するための仕組みを提案します。その上で、地域連携推進策を行政に対して提言します。また、家族親睦会を通して会員から家族に日ごろの感謝を形にして伝えることで、一番身近な家族というコミュニティの親睦を深めていただきます。

全会員が地域活動に興味を持ち参加することで、近い将来、各会員が青年会議所活動で26得たことを地域に還元するリーダーとして活躍できるようになります。