「山陰新幹線早期実現を」

「山陰新幹線早期実現を」

島根、鳥取、山口県など2府5県の52市町村で作る「山陰縦貫・超高速鉄道整備推進市町村会議が2月11日に松江の地にて行われました。
これは、大阪市と下関市を結ぶ日本海側の山陰新幹線の早期実現を求める大会で、各自治体の首長や地方議員、商工会議所など約330人が参加しました。
江津青年会議所からは、中国地区協議会2018年度経済再生委員会の委員長として阿瀬川監事が出席させていただきました。

 

皆様は、山陰新幹線の早期実現と言われ何を感じられますか。第一に利便性が良くなることによって都市部と過疎部の繋がりがスムーズになり生活が豊かになることが期待されることが思い浮かぶのではないでしょうか。一方、そんないつになるかわからないような話に興味がない、そんなの無理だろうという考えが浮かぶのが田舎に住む私たちの心理からして率直な気持ちではないでしょうか。
そして、もしそのような運動があっても、誰かがやってくれるだろうとか、自分には関係ないことだと思う方が大半だと思います。
しかし、私たち江津市民1人1人が意識をもって生活していくことが一番重要なことだという事もまた紛れもない事実です。山陰新幹線が実現すれば、大阪市―松江市間が約1時間半で結ばれます。この会議では、細田博之氏(島根1区)、竹下亘氏(島根2区)、石破茂氏(鳥取1区)たちがあいさつし、「実現に向けた試算を他の地域より早くしていなければならない」「山陽と山陰を結ぶ伯備新幹線も必要」などの訴えがありました。

江津青年会議所では、地域経済経済委員会があり、江津の経済について日々思いを巡らせております。

 

地方の衰退を止めるためにいかに新幹線が必要かを再認識する機会になりました。

江津青年会議所では、今後も色々な活動に積極的に参加して、江津の抱える問題、より良い未来のために何ができるのかをしっかり考えて参りたいと考えております。江津の未来を考え、変えていけるのは私たち若者です。自分の子どもや孫の世代に何を残し伝えていけるのか、身近なことから考えて口に出してみる、そんなことから始めてみかせんか。

情報委員会 副委員長 浜根裕彰