3月例会「復古創新~35周年江の川祭企画WS」

祭委員会の企画設営のもと、3月例会が3月19日(月)に開催されました。

 

江津青年会議所メンバー以外の江の川祭の関係者にも多数お集まりいただき、今年35周年を迎える江の川祭を企画するワークショップが行われました。

 

初めに松永運営幹事が「江の川祭の歴史」について発表をしました。祭のはじまりは昭和2・3年に始まった灯篭流しからでした。戦争の中なくなったり再開したりといった祭の歴史がありましたが、松永運営幹事の得意の漫画を掲載したスライドなどを使い、運営側だけが大変なものではなく、皆にとって「長く愛される祭を」という発表でした。

 

2番目の服部委員からは「未来対応型の祭」と題して祭の置かれている現状についての発表でした。若い人の祭に対する意識を上げ、もっと関心を呼び「熱い想い」「厚い絆」を持った「ATSUI町にするには」といった発表がされました。

 

3番目の吉田副委員長の発表は「若者の巻き込み」について。若者を巻き込んだ他県の祭の成功例を上げ、その町の若者は楽しんで参加するのは「あたりまえ」になっていること。「江津流のあたりまえサイクルをつくろう!」という発表がありました。

 

最後の福島委員の発表ではいよいよワークショップの時間。学生アンケートでは祭に携わりたいと答えた学生が10%いました。その10%をどう巻き込むか?そして10%を100%にもっていくにはどうしたらいいか?という二点について。人のアイデアにどんどん被せてアイデアの数をとにかく出そう!といったブレインストーミングを用いてのグループワークが行われました。

たくさんのアイデアが出て、若者を巻き込みワクワク楽しい祭になりそうな予感がする素晴らしい3月例会となりました。お集まりいただいた祭の関係者のみなさまにはお忙しい中参加していただき本当に有難うございました。そして設営の祭委員会のみなさまお疲れ様でした。8月16日(木)の江の川祭が本当に待ち遠しいです!

2018年度 情報委員会 委員 山藤歩

2018年 第1回 江津じゃがいもゴルフコンペ開催

2018年、1回目の江津じゃがいもゴルフコンペが浜田ゴルフリンクスにて開催されました。

江津JCの諸先輩方と現役メンバーがゴルフを通して懇親を深めると共に、

先輩方からマナー等を学び、貴重な経験談を聞くことができました。

 

なお、じゃがいもゴルフコンペって変な名前ですよね?

「じゃがいも」というネーミングには、れっきとした由来があります。

以下に、日本青年会議所HPの記事を抜粋します。

「じゃがいもクラブ」「JagaimoClub=JC」

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じゃがいもクラブの出来た頃
初代会長 黒 川 光 朝
東京JCじゃがいもクラブの30周年に際して何か書けとのことで筆を取ったが、最初の頃のことはあまりよく憶えていない。たしかゴルフ好きの連中がたまには一緒にプレーをしようとしたのが切っ掛けである。それは連日連夜のJCの創生期の会議やら打合せやら一杯飲むばかりでなく、外の空気を吸って、大いに発散しようとしたに他ならない。それが徐々に人も多くなり、名前も、芋掘りゴルフが多かったので、JCにもじって、じゃがいもクラブとしたわけである。その中に、JC活動は何もやらなくてただゴルフをするだけの会員が出て来た。そこで本末転倒をしてはこのクラブの意味のないことを大いに強調し、ゴルフだけの会員を逆にゴルフによって出来た友情を利用して、会の任務を押しつけたこともあった。もう一つはゴルフのマナーのことで、何処に出ても恥ずかしくないゴルファーになってもらうように、随分やかましく云った。流石にJCの連中はマナー、エチケット、ルールすべてに満点だと云われるように、ゴルフ道の先輩として注意したことも思いでの一つである。
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(参照元 日本青年会議所 www.jc-jagaimoclub.jp/gaiyo.html)

ゴルフ好きな方、JCに入ってぜひ一緒にラウンドをまわりましょう!

地域の魅力×高速道路の可能性~若手経営人の提言~

昨年、江津青年会議所2017年度地域経済委員会が製作した地域情報誌「MAKING THE ROAD」。

UIターン起業者を通じたインタビューや山陰道早期開通の必要性を訴えている本情報誌ですが、

昨年から江津市を中心に県内各地に配布させていただいておりましたところ、

島根県の担当者の方から取材をしたいと申し出があり、

この度、山陰中央新報さんのもと情報誌に出演いただいた起業者の方が集い語り合う会談企画が実現しました。

会談では「地域×高速道路」というテーマでそれぞれの想いや展望を語っていただきました。

取材の模様や内容は3月31日の山陰中央新報にて掲載されます。皆様是非ご覧ください。

江津青年会議所活動が継続し、広がりを持つことができて大変光栄に思います。

江津青年会議所では、今年度も地域経済発展を目指した事業を計画中であり、

ますます活動に拍車をかけていきますので、今後共よろしくお願いいたします。

理事長所信

千思万考 ~ふるさと大家族の礎を築く~

 

 

 

一般社団法人江津青年会議所
2018年度第44代理事長 坂根昌幸
 

はじめに
江津市は少子高齢化、過疎化の勢いが留まることを知らず、このまま手をこまねいていれ
ば消滅してしまう「消滅可能性都市」の一つです。このまちに住み暮らす責任世代として、
我々からこのまちを変えていかねばなりません。
働くところ、住むところは選べますが、ふるさとは選ぶことができません。私達はこのふ
るさとを次の時代を生きる子供達が生活できる場所として引き継ぐことができるでしょう
か。江津青年会議所の活動は、このふるさと江津を次の世代に引き継ぐための活動です。私
達の取り組み次第で、江津の未来を変えることができます。
単年度制の青年会議所の枠組みの中で、我々が活動を通じて地域に与えられるインパク
トは微々たるものかもしれません。しかし、青年会議所の本懐は人を育てることにあります。
我々がこの江津青年会議所という学び舎で、お互いの成長を求め切磋琢磨し、互いを頼り、
頼られ合う、そんな関係を築き、まちのことを知り、危機感を抱き、問題意識を共有して一
致団結して動けるようになったとき、ふるさと大家族を実現するための礎は確固たるもの
になります。そのために、我々はその時その時に本当に必要な一手を常に考え続ける必要が
あります。私達一人ひとりがまちのことを想い、自分達にできることを考え続ける青年経済
人となった時、このまちが明るい豊かなまちになることは間違いありません。

理想の拡大活動を追究する
江津青年会議所は、拡大対象に制限を設けていない、青年会議所の設立趣旨に忠実な
LOMです。近年の勢いある拡大活動の結果、40周年に誓った100名LOM達成が目前
に迫る状況に至りました。しかし、拡大実績の多くは一部のヒーローと拡大委員会メンバー
によって支えられており、全会員による拡大活動と評価できる状況には至っていません。
40周年に江津JCグランドデザインとして掲げた「県下最大100名LOMに向けた会
員の拡大」に向け、一人でも多くの会員の心に拡大の火を灯す必要があります。
全員拡大の実現のためには、全会員が目的を共有し、自発的に拡大活動に取り組める状態
を実現することが必要です。誰もが無理なく拡大活動に取り組むことかできる環境を構築
しなければなりません。
理想的な拡大活動とは、どんな状況でしょうか。それは勧誘しなくても入会希望者が門を
叩いてくる状況を作ることです。そのためには、各会員の魅力を引き出し、溢れさせ、「江
津青年会議所に入会すれば、自分も魅力的な輝く人間になれる!」という社会通念を江津市
民に植え付けていきます。この通念が地域の常識になった時、理想の拡大活動が実現します。
そして、拡大する人、拡大される人、江津青年会議所の三方良しが実現する拡大活動の基
本的環境を作りあげます。

江津JCブランディング
江津青年会議所は、青年会議所の趣旨に忠実に真面目に活動に取り組んでいるメンバー
ばかりですが、世間からは我々が実際にどういう活動をしているのか、正しく理解されてい
るとは言えません。
我々の活動を色眼鏡を通さず正しく理解してもらうために、日々、我々が何に問題意識を
持ち、どのような活動に取り組んでいるのか、誰しもに見える形で発信する必要があります。
効果的な情報発信の末に、私達の活動が正しく理解される日が訪れます。そして、多様性
を力とし、変革を恐れない江津青年会議所ならではの情報発信をさらに追究していきます。
組織の中の居場所
勢いある拡大の副作用として、若手メンバーの割合が今までになく大きくなりました。そ
して、組織の規模が大きくなるにつれて、さらにこの傾向には拍車がかかります。
江津青年会議所に入会した新入会員は多くの戸惑い、不安を感じています。それを受け止
め、フォローしながらこの組織のルールや振る舞い方を教え、JC活動に納得感を持って取
り組むことができるよう教え導かねばなりません。入会した会員が、組織の一員としての自
覚を持った時、初めて拡大の成果が実ります。明るい豊かな社会を目指す経済人の誕生です。
組織の中で、若手会員が早く居場所を見つけ、輝きを放ちながら活動に邁進できるようなフ
ォローをしていく必要があります。

JCの友情とは何か
江津青年会議所が近年勢いのある拡大を成し遂げた過程の中で、若手が若手を教える、と
いう状況が長く続きました。その中で、JCの気持ち部分、考え方の部分の承継が行き届い
ていない状況があります。若い我らの歌詞の中に「JCの仲間はみな助け合う」「JCの仲
間はみな信じ合う」というフレーズがあります。お互いがお互いを仲間として認め、仲間の
ために全力を尽くす、お互いを頼り、頼られ合う、それがJCの友情です。
また、我々がJC活動を続けられる背景には、家族の支えがあります。家族の理解無くし
て、JC活動の存続はありません。「明るい豊かな社会」の実現のため、我々をJC活動に
送り出してくれている家族の想いに応えるべく、我々は責任を持ってJC活動に邁進しな
ければなりません。
JCI VISION(※1)にもあるとおり、我々は若く活動的な市民の率先的な集ま
りとなることを目指しています。江津青年会議所会員はその本懐を理解する必要がありま
す。それにより、江津青年会議所は何事にも結束力をもって取り組むことができる力強い組
織となります。

地域経済が抱える課題
私達の周りには様々なインフラがあります。普段それを意識することは少なくても、私達
は生活になくてはならないものです。高速道路のように、これから整備が必要なインフラも
あれば、地域の中核病院のように、これからも守っていかねばならない既存のインフラもあ
ります。
この地域がまちとして自立が可能な形で存続していくために、このまちにどういうイン
フラが必要か、また、今後変わっていくインフラ環境に合わせてまち自身はどう変わってい
くべきか、市民が考えていく必要があります。そのために、我々青年会議所の立場だからこ
そできることがあります。

神楽の溢れる魅力を発信する
江津市には、石見神楽、大元神楽という地域の宝があります。しかし、大元神楽の貴重性
を知っている江津人がどれだけいるでしょうか。石見神楽の奥深い楽しみを知っている江
津人かどれだけいるでしょうか。
我々はその価値に気付いています。この地域を背負って立つ青少年、そしてその青少年に
大きな影響を与える親世代に、この地域が持っている宝の魅力を伝え、守り育んでいくこと
が必要です。そして、県外、海外へと神楽の魅力を発信していくことが、神楽の魅力をさら
に高めていきます。

JCを通じて自分の幸福を見つめ直す
JC活動には、友情、承認欲求、自己実現等、会員自身の幸福に繋がる多くの側面があり
ます。しかし、そのことに気付いている会員とそうでない会員がいます。JC活動の先にあ
るものは、刹那的な快楽ではなく明るい豊かな未来です。
JC活動は、一見地域への一方的な奉仕に見えますが、実は自分自身の幸福にも繋がって
います。JC活動と会員個人の幸せが連動していることは、論理的に言語化されねばなりま
せん。「なぜ自分はJC活動を続けるのか」その答えを持ってJC活動に取り組むことで、
実りの多いJC人生を歩むことができます。JC活動に邁進した先には、明るい豊かな社会
と会員自身の幸福が実現します。

選択と集中
会員数が100名に達しようかとしている現在、会務の運営に際して膨大な数のタスク
が発生します。
旧来から継続してきたタスクをゼロベースで棚卸しし、取り組むべきタスクを主体的に
選び取ることか必要です。やめること、続けること、新たに始めること、それぞれにきちん
と理由を踏まえ、今一番この組織にとって必要なことに時間と労力を注ぎます。
自分はこの組織のために何が一番必要か、考え続けているという自負を持って、他の会員
を巻き込み、協力を引き出しながら活動に邁進します。

明瞭かつ円滑な財務運営
会員から預かった会費は正しく管理され、公正かつ明瞭な形で円滑な財務運営が行われ
ねばなりません。組織全体の予算は適切に管理され、理事会に上程される議案の予算・決算
に対しては的確な審査、指導が行われます。

45周年に向けた礎を築く
40周年を経てからの拡大成功により、40周年を経験していない若手メンバーが多く
を占める状況で、2019年に45周年を迎えることとなります。
先輩から渡されたバトンを45周年に繋ぐため、40周年の際に掲げた「江津JCグラン
ドデザイン」と45周年の意義について全会員が理解した上で45周年に臨むことが必要
です。
そのために江津青年会議所の過去の歴史を振り返り、「我々が作りあげる45周年はどう
あるべきか」について調査・研究を行い、盤石な体制で45周年を迎えます。

市民も帰省者をも一つにする市民総参加型の江の川祭を作りあげる
江の川祭は、江津の夏を彩る夏の風物詩であり、ふるさとに帰ってきた人々がふるさとを
感じる大事なイベントです。毎年8月16日には縁日や花火を目当てに多くの参加者が集
いますが、彼らは刹那的な楽しみ以上の何かをこの祭から感じているのでしょうか。それが
江津で行われる江の川祭でなければならない理由はあるのでしょうか。
江の川祭は変化と挑戦の連続の上に今年まで続いてきました。そして、江津青年会議所は
様々な団体と共に祭を作りあげてきました。35年の節目を迎える今年は、江津青年会議所
の存在感を増し、これまでよりも主導的な立場で祭の運営に関わり、江津青年会議所と江の
川祭の関係を大きく変革する節目の年にしていきます。
そのために、集落のお宮を中心とした秋祭りが持つ地元愛の要素を江の川祭にも取り込
み、江津の誇りとして市民に心から愛される祭の新たな伝統をここから紡いでいきます。そ
して、祭を作りあげる市民だけでなく、参加した市民にも一体感を感じてもらえる江の川祭
りを作りあげます。

最後に
青年会議所は「失敗しても良い組織」。失敗が咎められる現代の風潮にあって、積極的に
挑戦機会を与えてくれる希有な団体です。「失敗しても良い」とは、適当にやってよいとい
う趣旨ではありません。できるかどうかわからないことにでも挑戦させてもらえるという
こと。仕事や家庭であればリスクを冒せないような挑戦的な課題に、仲間とともに挑み、成
長し、友情を育む組織です。JCI MISSION(※2)にあるとおり、青年会議所の
存在意義は、若者に成長の機会を与えることです。JCのフィールドで成長した若者が、卒
業して自分のフィールドで活躍すること、それが最も効果的なまちづくりの施策であり、最
も重要な地域貢献です。
我々がこの学び舎で育んだ英知と勇気と情熱を持って取り組めば、この江津を変えてい
くことができます。都会のような経済的な豊かさはなくとも、日々の生活に幸福を感じられ
る人々が集う「明るい豊かな江津」にすることができると信じています。そして、それは次
世代のためでもあり、我々自身の幸福でもあるのです。
(※1)JCI VISION
“To be the leading global network of young active citizens.”
(※2)JCI MISSION
“To provide development opportunities that empower young people to create
positive change.”

島根ブロックナイトin大田

2月24日(土)島根ブロック協議会による島根ブロックナイトが大田市の大田商工会議所で開催されました。

 

県内の9LOMが一同に会し、今年度の基本理念や基本方針がブロック会長の釜屋幸徳君(平田)より発表されました。
日本青年会議所 池田祥護会頭の想いに基いて、インフラや人口減少、合区問題、領土問題、原発、ミサイルの脅威など多くの問題を抱えている島根という地で覚悟を持って活動し、その成功例を全国へ展開することが、次世代のために私たちがやるべきことだと熱弁いただきました。

 

その後各委員会の委員長より事業方針が発表されました。

 

『奇跡を起こす人財育成委員会』委員長の吉田祐基君(江津)から「ソーシャル・アントレプレナー育成研修」と「会員拡大支援」がこの度の会員会議所会議で審議が承認されたことの報告がありました。さすがの堂々たる発表で同じ江津JCメンバーとして誇らしかったです!

ちなみに本年度は江津JCから下記のメンバーが島根ブロック協議会に出向しております。

・監査担当役員             漆谷久利
・監査担当役員補佐           篠原充
                    藤井昭博
・島根のネットワーク確立委員会 委員  吉田傑
・憲法輿論確立委員会    副委員長  天野真
                委員  服部功
・奇跡を起こす人財育成委員会 委員長  吉田祐基
               副委員長 山藤孝哲
・島根の魅力創造委員会    委員   伊豆 陽平

 

また、県内各LOMの理事長からそれぞれのスローガンと基本方針の説明もあり、江津JC坂根理事長は10委員会の概要などを説明しました。

今年はどのLOMでも同じ想いで活動をしてくれるメンバーの増加に力を入れていくということで、島根を元気にしていきたい方を江津JCでも募集しております!

 

その後会場を大田パストラルに移し開かれた懇親会で、ブロックスポーツ大会(隠岐)、浜田JC創立55周年、島根ブロック大会(松江)のほか、中国地区協議会『経済再生委員会』委員長の阿瀬川浩史君(江津)より「中国地区コンファレンス鳥取」とASPAC鹿児島大会のPRがありました。

LOM間の交流も深まり、今年1年充実した活動を行っていくことをお互いに誓い、叱咤激励した会となりました。

2018年度 情報委員会 運営幹事 伊豆陽平