島根ブロック協議会 会員資質向上アカデミー

先日、10月4日(日)は、公益社団法人日本青年会議所中国地区島根ブロック協議会の事業である、島根ブロック協議会会員資質向上アカデミーが出雲の地で開催されました。

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果敢に挑むリーダー育成委員会が主催されます今事業は、二部構成からなり、江津JCからも木村功司君が出向している委員会で準備、設営に携わらせていただいております。

江津JCからも多数のメンバーが出席しました。

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開催地LOMである一般社団法人出雲青年会議所 小豆澤理事長のご挨拶

 

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公益社団法人日本青年会議所中国地区島根ブロック協議会 内藤会長のご挨拶

 

第一部では、2011年度JCI会頭を務められた原田憲太郎先輩のご講演会が行われ、会頭任期中に世界をまわられたご経験に基づき世界から見た日本の話や、第二部でも触れられる滞在型観光、今後の日本についてのご意見もお聞かせ頂き、地域におけるJCの存在意義や地域経営の担い手としてJCが行動する事の意味など貴重なご意見と機会を頂き、気付きと学びを得るきっかけとなりました。

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2011年度 JCI会頭 原田 憲太郎先輩

 

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島根ブロック協議会杉谷副会長とのディスカッションでは、拡大についてご自身の入会に至った経緯やJCについてのお話、島根県における人口減少については日本全体からみたこの課題へのご意見などお聞かせいただき身近な課題について新鮮なご意見を頂戴致しました。

 

第二部では、6月に同委員会が行った事業に参加したメンバーが滞在型観光をもとに島根の発展について考えを巡らせた内容をプレゼンで発表し、島根県を盛り上げるためのプランが数多く提案されました。この発表には江津JCからも多数のメンバーが参加し県内各所のJCメンバーと共にグループを組み発表を行いました。県内各所のJCメンバーが集い交流を深めながら発表内容を考える機会でもあり、ただ発表するだけでなくその過程も今後に活きるいい機会であったと思います。

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講評では、原田先輩から地域の特色を踏まえた素晴らしいプランだったと講評頂けたと共に島根にしかいない歴史や文化を最大限活かし、より質の高いサービスができるようまず体験することからはじめ、日本だけでなく世界へ向けて発信できるようになることでさらにこの地域を良いものにできる事になるとアドバイスを頂きました。

 

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島根ブロック協議会最後の事業が無事終了しましたが、今事業を通じて地域における役割を改めて考え、そして一歩前へ進む良い機会となりました。そして委員会に出向してくれた木村君、お疲れ様でした!

第9回理事会

先日、一般社団法人江津青年会議所2015年度第9回理事会が江津商工会議所にて行われました。
冒頭の平下理事長の挨拶

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先日行われた安藤委員長率いられます委員会の皆さんが行った9月例会、素晴らしい例会でした。そして、今城委員長の外貨流入委員会の皆さんでつくりあげた山陰自動車道祭、沢山の人たちに来て頂いて私達の考えてることを十二分に伝えられたと思います。本来の目的に向かって最適な手段を選択することができた実感できた事業であったと思います、本当にお疲れ様でした。

10月10日には、藤井先生をお招きして講演会を行います。ふるさと大家族の経済は本当に危機に瀕しています。世界各国でもそうです。その背景にはそうでないある一つの経済圏が発展していってるんですが、そこにと言ってはなんですがふるさと大家族の経済について強いメッセージを発していけたらと思いますので一人でも多くの動員を頂けらたと思います。

そして、先日全国大会に行ってまいりまして、卒業することを深く深く考える機会となりました。八戸というところは人口23,4万人というマチだったんですが本当に素晴らしい大会を築き上げてくれていました。八戸JCは14年ほど前から誘致活動の声があがり、歴代の先輩方が長い長い時間をかけたうえで2015年に実現したということでした。開催地LOMの理事長もおっしゃっていましたがその長い時間の上に自分は乗っかっているんだと、全ての先輩の想いに成就できて嬉しいとおっしゃっていました。誰のために何のためにJCをやっているのか、今日もここへ足を運んでいただいていますが、これを明確にして一直線に一人ひとりが進んでいく江津JCでありたい。というふうに思っております。

11月には、和田委員長をはじめとするBIGの事業が計画されていますが、学生が学校以外のコミュニティや共同体に属するという時間は本当にいい経験です。それがPositive Changeに繋がるし、しいては地域を想う気持ちにも変わると思います。是非とも頑張って頂きたいと思います。

JCとは今いるコミュニティからもう一歩広いところに行く運動だと思っています。小さなコミュニティでの悩みを解決する手段は色々あると思うんんですけども、より大きなコミュニティに足を運んでみること。そうすると今まで抱えていた悩みなど自分を客観的にみることができ、場合によってはそんな問題が解決してしまうということが多々あります。40歳までの青年期にどれだけチャレンジして足を運んで行けるのか。それが40代になったときとそうでない時、決定的な違いがあると思います。青年会議所運動をですね、何なのか?どうなのか?是非秋まつりを通して、また11月の卒業生大いに語るを通じて、さらには12月の卒業式について考えて頂いてのこり3ヶ月を過ごして頂けたらと思います。それでは今日もどうぞ宜しくお願い致します。
■報告議案の承認

・黙祷啓発活動報告

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国民教育委員会前田委員長より、8月15日に行われた事業について報告があり、事業の結果、そして次年度への取り組みなどの報告を伝え承認となりました。

・7月例会報告

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祭委員会森口委員長より、江の川祭一ヶ月前に開催した7月例会の報告があり、事業の結果と次年度への提言を盛り込んだ議案が承認となりました。
■審議議案の承認

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10月には、今城委員長の外貨流入委員会が計画する、藤井聡氏の講演会、10月例会が共に承認。

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同じく10月に開催される、平下委員長の育成委員会が計画する知覧研修内事業が承認。

11月には、国民教育委員会が計画する、知覧研修事業の報告会。

 

そして、和田委員長はじめとするBIGの秋まつりで行う事業が承認となりました。

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あと2ヶ月というなか、残り事業も少なくなってきましたがその分しっかり作り上げてきた一年間を象徴する事業ともなっています。あとひと踏ん張りし最高の2015年度にしていきたいと思います!

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山陰自動車道祭開催!

江津青年会議所ホームページをご覧の皆様こんばんは!!

 

昨日は、晴天のもと江津の道の駅サンピコごうつで江津JC主催【山陰自動車道祭】が開催されました!

 

当日は、開始から本当に多くの来場者で賑わいました。アンケートでお答え頂いた方に提供させて頂いた江津の海でとれた520セットのイカ焼きも お昼時には品切れになるほどで予備も含め全部で558セットものイカ焼きを提供させて頂きました!!

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山陰自動車道祭のもと、多くの来場者の皆様にこの地域に高速道路ができることについて想いを抱いて頂けたのではと思います。

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ご参加頂きました地元飲食店の皆様。

【Maruhime】【dodo_ichi】【あけぼの食堂】【ミラノ亭】【真和漁業】

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ご出演頂きました石見神楽江津社中の皆様。

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イカ焼きのイカを調達頂きました真和漁業様。(当日はサザエの壺焼で出店頂きました)

そして、会場提供して頂きました、サンピコごうつ様。

 

本事業にご協力賜り誠に有難う御座いました!

 

そして!さらに!本事業と通じてこの地域の未来を明るいものにするべく!来る10/10(土)!江津市総合市民センターにおきまして、現安倍内閣官房参与であり、京都大学大学院教授であられます、藤井聡氏をお招きし「今、この地域に高速が必要な理由」と題したご講演・ディスカッションを開催させて頂きます!

藤井聡氏講演会

改めてこの地域の未来を考える絶好の機会となっておりますので是非ご参加頂ければと思います。

詳しくはこちら▼

https://www.facebook.com/events/1202900163060613/

明日は山陰自動車道祭開催!!

いよいよ明日!!

江津の道の駅サンピコごうつにおきまして江津JC主催「山陰自動車道祭」が開催されます!

今城委員長率います外貨流入委員会の皆さんの先導のもと、前日準備も滞り無く完了致しました。

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明日は10:00~15:00までの開催となりますが、江津JCイカ焼き始め、江津の飲食店の皆様、そして!トルコ共和国コンヤ市で開催される、コンヤ国際神話音楽フェスティバルの招待を受け、江津市内社中の選抜メンバーで結成された石見神楽江津社中によるプレ公演も披露して頂きます!!

シルバーウィーク最終日道の駅サンピコごうつへどうぞお越し下さい!!

9月例会 江津経済の未来 ~私たちにできること~

江津青年会議所ホームページをご覧の皆様こんにちは!!

先日18日は、江津商工会議所にて一般社団法人江津青年会議所9月例会が開催されました。

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担当される安藤委員長率いる域内生産消費活性化委員会の皆さんが浜田圏域(浜田・江津)の経済について3月例会で行った内容から更に掘り下げ、今例会で発表して頂きました。

 

3月例会について:http://gotsujc.org/3gatureikai20150318/

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平下理事長挨拶

先日、行われました通常総会・懇親会では例年にとらわれない設営のもと年代や職業の垣根を超えて自由に意見を交わすことができる画期的で素晴らしい総会でありました。ゴールに本気で向き合い、その為にどういう手法で達成するかと考えて設営して頂いた結果だと思います。拡大委員会、育成委員会の皆さんどうもお疲れ様でした。そして、今例会を設営して頂いた安藤委員長率いる域内生産消費活性化委員会の皆様今晩はどうぞ宜しくお願い致します。

本当に難しいテーマではありましたが見事に半年かけてクリアして頂いたと思っています、私達が汗をかいて働いて稼ぐお金とは別に何倍も何倍もの大きなお金が全世界を一瞬で駆け巡っています。私達の労働対価とは関係なく動いていて、その大きな大きな流れが世の中が動かしている、そういった世の中になってきていると感じます。ふるさと大家族の経済を、日々の営みや子供の将来に影響をおよぼす世の中になっています。

ただちょっと地域に目を向けると、こないだ近所のおじさんに物を頂いたんですが代わりにお返しをしたんです、物々交換をしました。売上やGDPも上がりませんがお互いの幸せだったり豊かさについては確実に上がっているんです。数値には上がりませんが体験として価値に転じています。グローバル経済とは別のふるさと大家族の経済の中にはこういった価値が確実に存在しています。

であるならば私達はしっかりそういうことに着目して幸せを感じることができる経済を意識的に拡大していくことが必要だと思います。その背景にあるのはふるさとに対するの想いだとも思います。こういった身近な経済が大きなグローバル経済とは違ったサブシステムをつくっているということを体験していただきたいと思います。

今日例会が終わって帰るとき。来る10月、僕もチャレンジしてみよう!と少しでも思える例会になれば嬉しく思います。今日はどうぞ宜しくお願いします。

 

安藤委員長の趣旨説明

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3月に行いました例会では、江津の経済についての現状を発表させて頂きました。域内生産消費活性化委員会では、域内循環を活性化させ若者の受け皿をつくるため頑張ってまいりました、今回発表する内容はその先の具体的な行動に移せつるために、皆さんが実践していただきたいことになりますのでしっかり聞いて実践して頂きたいと思います。親世代の方、そして子供世代に、活性化した地域を受け継げるようこの地域を盛り上げていきたいと思います。と趣旨説明・挨拶をされました。

柘植委員の発表

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柘植委員の発表では、域内循環の仕組みなど3月例会での内容を振り返りながら域内で循環さすことの大切さを発表致しました。

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経済の流れは、1生産者 2小売業 3消費者 が存在することで循環し、主にお金が域内(地元)で循環するか、域外(県外)へ流出するかでその地域での経済状況に影響してきます。

地元飲食店にたとえ、域内で生産した食材を使い製造した食品を消費者が買うことで、域外の商品を多く扱うお店よりも域内に残る金額が結果何倍にも多くなり、循環する規模も多く、太くなります、逆に域外から食材を調達するとその時点で域内のお金は域外へ出て行くので域内で循環するお金が結果細く、少なくなっていきます。すぐには実感できないことですが長い目で見るとこうした背景が地域の経済を圧迫してくることが理解できました。

更に、地元のスーパーなどの取材によれば地産地消や国産、自社のホームページで食材の生産者の紹介をしているなど店舗によって販売方法などに様々な特徴があり、値段の安い高いではなく付加価値を感じれるような取り組みが多くありました。域内循環の仕組みや価値は理解できましたが、消費者である私達が意識して選択することが重要であると感じました。

坂根副委員長

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坂根副委員長からは、通販業界で世界を席巻するアメリカの某A社について分析した発表があり、徹底した顧客主義・倹約、オートメーション化によって業界では無類の強さを誇る反面、国内で消費されたマネーが国外に流出している問題などがあげられ、便利で利用しやすいが中毒になっていけないとその脅威について説明がありました。

インターネットで直接消費者と繋がるためこのような店舗を持たない形態では、生産者と消費者をつなぐ小売店が必要で無くなるため、地方では小さな商店などが大きな影響を受ける事になります。便利で手軽ですぐに手を伸ばしがちですが少しの意識を持つことで変えることが可能になります。何でも通販ではなく、うまく付き合っていくことが重要だと感じました。

吉田運営幹事

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吉田運営幹事からは具体的な私たちにできることの発表がありました。

今までの話から域外市場でお金を使うと域内循環できず、域内のお金の総量が少なくなっていくことが分かりました。現状では残念ながらそういった状況にあるといえるのかもしれまん。そして、もしその状態が続くと域内の商店や産業は廃れていき結果マチがなくなってしまうという危険があります。そうならないために私たちにできることとして、【消費者1%運動】の提言がありました。

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どういうことかと言いますと、、一般消費者の月の全支出の約23%が食費というデータが出ています。(総務省統計局調べ)

では、そのうち何%が域内の食材に使われているのでしょうか?

 

答えは、14%。

残り86%は域外の食材という結果が出ていました!?あくまでデータですので一概には言えませんが、この食費23%中の1%を域内消費、地元の物を買おう!に変えることで域内循環を増やしていこうという提言です。毎月の食費が50,000円なら1%の500円を域内で生産した食材に変えるだけ!!

この計算でいくともし、江津市の全市民が毎月の食材費の500円を域内の食材に変えるだけで域内に168人(300万円/年)の雇用が生まれることにつながり、さらにその雇用者が1%の食費を域内の食材を買い続けていくと13年後には、約8億5千万円の経済効果が生まれるという結果に!!?計算上ではありますが、一人ひとりが選択し、地域のものを優先して買うことで地域に影響を与えることができ、マチを存続できる突破口になり得ることが理解できました。

砂田担当副理事長

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総評では、域内の活性化のため生産・消費について調査研究して今例会で皆さんにお伝えしてまいりましたが、これは始まりだと思っています。また1%の価値観の変革は、1%の消費活動は、この地域を想う気持ちに繋がります。その背景にある生産者や小売業にと、どんどんその輪が広がり結果ふるさと大家族に繋がるものだと思います。めぐりめぐって未来の子供達、地域に返ってくる投資と思い、誇りを以って1%、2%と増えていく消費活動にしていただきたいと思いますと総評をされました。

 

江津市もとい石見地域には、魅力溢れる食材・地元原産の品々が沢山ありますが住み暮らす私達住民が気づいていない事もあります。または、域外に出荷されたり、生産の規模により手に届きにくい現状があることは日頃の生活で感じるところではありました。しかし、決して手に入らないものでもありません。意識し「選択」することでその背景にある生産者・小売業を営む方たちに影響していくことをイメージし少しづつこの地域を変えることができる事を自覚することが重要だと今例会を通じ理解できることができました。

日々、私達が手に取るその食材や地域原産の品々。値段や手軽さだけで選ぶ時代は過ぎ、そのモノの付加価値に注目される時代になってきたように感じました。私達は物を買う消費者であり、サービスを提供する生産者や小売業者でもあります。双方の立ち位置から意識的に考え、行動することでより地域経済の活性化に貢献できるでのはないでしょうか。

地域経済活性化のため、みんなで行動してまいりましょう!!