【10月事業】知覧特攻平和会館研修旅行

秋も徐々に深まり、江津の山々もところどころ紅葉が見られるようになってきました。

そんな、江津での10月ですが昨日の24日(土)と25日(日)と鹿児島県は知覧にある知覧特攻平和会館へ江津JCメンバー32名で行ってまいりました。

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本年度、前田委員長率いる国民教育委員会が計画してこられた今事業。戦後70周年を迎える今年、日本式個人主義からの脱却を目的とし平下理事長の掲げるPositive Change~ふるさと大家族という約束~を果たすために6月例会、8月15日行いました黙祷啓発事業に並び国民教育委員会の核となる事業です。

大東亜戦争で散華された特攻隊の方々が私たちに何を残されたのか、そして私達が後世にまで伝えていかなければならない事とは、その核心に体験を以って知る機会となりました。

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・平下理事長挨拶
私自身江津JCでの知覧訪問は2006年、2012年と今回で三回目になります。こうやって皆さんと知覧へ行けることを大変嬉しく思っております、この事業が皆さんの人生にとって有意義なものになるよう心して見に行って頂ければと思いますのでどうぞ宜しくお願いします。

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・国民教育委員会 前田委員長挨拶

この度は参加いただき有難う御座います。当委員会最大の事業となります、知覧特攻平和会館への研修旅行。日本式個人主義を克服しふるさと大家族へと変換するために今事業を計画しました、学び多き機会にして頂きたいと思います。

11月には今回の事業に関しまして報告会のほうを開催させて頂き今回参加できなかったメンバーと話し合って共有していきたいと思っております。宜しくお願い致します。

この後、平下委員長率います育成委員会の皆様にバス内で事業を行って頂きます、育成委員会と国民教育委員会この二つの事業が合わさって知覧研修旅行が一つのものになると考えておりますのでどうぞ最後まで宜しくお願い致します。

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・育成委員会 平下委員長

行きの道中では、平下委員長率います育成委員会のメンバーの皆さんがこの日のために制作した動画を通じて事業を行いました。

今年度入会した新入会員が所属する育成委員会では、今後のJC活動をより良いものへとしていくため、何事も当事者意識を以って活動していくという目的のもと新入会員が主となりテーマに沿った動画を制作し本事業で上映しました。テーマ内容は2つあり【One for all,All for one】【小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり】このテーマを2班にわかれ制作しました。難しいテーマでしたが分かり易く尚且つしっかり意図が伝わる内容で参加メンバーもとより制作側も学びの機会となりました。

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一日目は移動を中心とした行程でありましたが、育成員会の事業、特攻に関する映画の上映もあり、二日目の本番に向けしっかり準備ができた内容となりました。
そして、夜は鹿児島で懇親会を行いメンバーみんなで明日への意識を高めました。

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■二日目

早朝より桜島へ向かい記念撮影、この日はあいにく霧がかっていて桜島がうっすら見えているといった様子でしたが、後の為しっかり記録に残しました。

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そして、いよいよ知覧特攻平和会館へ!

館内は撮影禁止のため、外で記念撮影。その後、各自館内に展示している特攻隊員の実物の遺書や遺品を見てまわりました。普段、書や映像で見るそれとは違い、現物から訴えかけられるものの数々に衝撃と学びがあり、語りべ講座や当時の映像の上映などもあり3時間という時間でしたがあっという間に過ぎました。

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片道10時間ということで、昼には鹿児島を出発しました。

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・二日間の事業が終わり最後平下理事長より

長い旅を皆さんと過ごせたことを本当に嬉しく思います、お疲れ様でした、それぞれの想いがあったことと信じております。その想いを胸に留めていって頂ければ良いと思います。このような機会にきめ細かい設営して頂きました国民教育委員会の皆さん、育成委員会の皆さん本当に有難う御座いました。

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・宇都宮担当副理事長謝辞

昨日今日と長い事業でありましたが皆さんの協力のもと終えることができました、本当に有難う御座いました。年度が始まる前から委員長よりこの知覧に行きたいんだと強く語ってくれていました。その形が実現したのだと思います。家族や友達との約束を思い出させてくれる本当に有意義な時間でした。皆さんもそんないろいろな想いを持って二日間過ごして頂けたのではないのかなと思います。これからは自分たちの家族・大切な人達のため自分が先頭に立って生きていくんだという気概を持って頂けるよう祈念致しまして謝辞とさせていただきます。本日は有難う御座いました。

 

二日間という長時間のなか、きめ細かい設営、また随所に想いのこもった事業を展開して頂いた国民教育委員会、育成委員会のメンバーの皆さんお疲れ様でした!

10月例会 ここから始める江津の未来

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(一社)江津青年会議所ホームページをご覧の皆様こんにちは!

先日10月19日は外貨流入委員会による10月例会 「ここから始める江津の未来」と題しまして例会が行われました。

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担当されます外貨流入委員会のメンバーの皆さんです。外貨流入委員会の皆さんにとって最後の例会であり、この一年間を締めくくる総括でもある例会を思いを込めて発表していただきました。

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平下理事長挨拶

「9月の例会から1ヶ月が経ちました。皆さんにとってどんな1ヶ月でしたでしょうか、どんなことにチャレンジできたでしょうか、どんなことに取り組んで自分を超えていけたでしょうか、辛いこともあったかもしれませんけれども、どれだけ自分を信じて、また他人を信じることができたでしょうか、そんな思いを一人一人が携えて月に1回の例会に集まってお互いを称えて帰ることができる、それが江津JCの例会だと思っています。今日一日よろしくお願いします。」とご挨拶頂きました。

また、この1ヶ月の間に開催した事業であります、山陰自動車道祭り、南日本海ネットワーク会議2015事業 藤井聡氏後援、新入会員セミナー、島根ブロック協議会会員資質向上アカデミー事業についての評価や労いのお言葉をいただきました。

そして、本日の10月例会について、「本日は外貨流入委員会の最後の例会となります。これは先日の南日本海ネットワークの延長線でもあり、かつて開かれた例会の総括でもある例会だと聞いております。

私はどこか心の中に、やはり自分自身もこの地域も、もっともっと新しいことに取り組んでいかなきゃいけないという思いがありました。ただ青年会議所の中でたくさんの人々に巡り合わせていただく中で、地域に根ざしてこの地域の実情を知っていった中で、私自身の考えが本当に小さいものだったなと思い知らされました。もし江津が元気がなくて、新しいことにチャレンジしてないことが地域の衰退の原因であれば、この日本のたくさんある地域の中で成功している地域、都市はほんの一部しかない、それはその地域の全ての人ががサボっていたり、チャレンジしそびれているわけではないと思います。大本にはやっぱり国の政策がベースにあって、それに対する私たちの意識が余にも低くて、声を上げられなくて今の現状があるのではないかということが認識できました。江津のGDPのうち半分は公的資金に支えられています。それらを知らずして僕たちが何か明るい未来に対してチャレンジしていくっていうのがほんとに恥ずかしく思ったんです。そんな中たくさんの学びをいただいて、私が理事長の時に是非お呼びしたいということで藤井先生に来ていただいたんですけども、ああいった形でまっすぐメッセージをいただけたということは本当に嬉しく思います。皆で携えて新しいチャレンジをする僕らのような小売業の人間も経済の基盤を下支えしている建設業の皆さんも一緒になって、このふるさと大家族っていう経済を守っていくことが大事だなぁということを思っております。是非ともこの例会ですね、今場委員長が1年間かけて学んで皆さんに発信したいことに耳を傾けてですね、持って帰って頂ければ幸いに思っております。

そして来月は卒業生大いに語るの例会になります。卒業するときに何を語るのかというのは、自分の人生が終わる時に今まで強烈に残った景色が走馬燈のように頭の中を駆け巡るそうですけども、JC版の走馬灯が11月の例会であり、12月の卒業式になります。このJCの運動にどんな意味があるのか、去る方が語る言葉にその意味が隠されていると思いますので、是非とも万障お繰り合わせの上お集まりいただきますように心からお願い申し上げまして理事長の挨拶とさせていただきます。今日1日宜しくお願いいたします。」と挨拶されました。

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今場委員長趣旨説明

本例会は3部構成で発表させていただきます。第1部では3月例会で発表させていただいた当委員会の目的と10月事業で藤井先生に頂いた熱いメッセージを取り混ぜて山陰自動車道早期開通のための必要性をもう一度皆さんにご理解いただくというパートになっております。第2部では9月事業で行いました山陰自動車道祭りの意義と今後の我々の活動について発表させていただきます。そして第3部では委員会のまとめの部分を情熱的に語っていただくという内容になっております。熱いメッセージが伝わり一つでも持って帰って頂けるものが残ればと思っております。と趣旨説明されました。

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第1部「取り戻せ私たちの地域経済」と題しまして山本委員より発表がありました。

一年間どうすれば外貨を獲得できるか考えてきた、人口は減っていく、その中で経済を取り戻すためには山陰自動車道の早期開通が一番であると10月事業で行われた藤井先生の講演動画を交えながら伝えていただきました。

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そして第2部では「江津の魅力を集めてみなイカ」と題し、澄田委員より発表がありました。

9月に行われた山陰自動車道祭りでアンケートに答えてイカを食べていただき、そのアンケートを元に山陰自動車道の早期開通が必要であると説明していただき、同時に江津の魅力を県外の方々にアピールしていくことが重要であると発表いただきました。

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そして第3部「ここから始める江津の未来」と題しまして和田副委員より発表がありました。

山陰自動車道早期開通のためにも、青年経済人の成長が必要であると、自身の人生を交え、そのきっかけが青年会議所活動にあったと熱く語っていただきました。

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砂田担当副理事長 総評

先日の藤井先生の講演で暴力的な格差という言葉があったと思いますが、あれはどういう格差かというと、もし山陽道が無くて、山陰道があればという過程を京都大学の学生さんとシュミレーションした時に、40年間で2兆円の経済効果があるという試算が出たそうです。年間で言うと500億円、1日で言うと1億3600万くらいのお金が今高速があればこちら側にあるはずなのに高速がないがために奪われている。これが暴力的な格差です。また、現在の人口25,000人がH52年には15,000人になることで経済がどれくらい減るかというと、1人あたりが大体100万円のくらいの地域の循環のお金を出しますので、1万人減りますので、これ100億円です。15,000人だとすごい減ったなぁと思いますが、毎年100億円しかマイナスにならない、だけど高速道路がないために毎年500億円もこっちは損害を受けている、そのくらいこのインフラっていうのは物凄く大きいっていうのをまず心に留めておいて欲しいと思います。

今日のタイトルは、ここから始めるだったと思います。始まるじゃなくて始めるです。これは皆さんがするという覚悟を持って欲しい、そのためにこのスローガンであるPositive Changeというところに行き着くというのが私たち経済グループのこの一年間やった中で行き着いたところです。是非皆さん一人ひとりが域内経済もですが、外貨獲得を目指して活動を今日から邁進していただきたいと思います。と総評されました。

皆で今日から外貨獲得のため自身に何ができるのか考え行動していくための意志を皆で共有する例会となりました。

南日本海ネットワーク会議2015事業 藤井聡氏講演会「今、この地域に高速が必要な理由」

江津JCホームページをご覧の皆様こんばんは!

間が開きましたが、先週行いました南日本海ネットワーク会議2015事業「藤井聡氏講演会」のご報告です。

10月10日(土)江津市総合市民センターにて行われた今事業は、地方であるこの江津市において、インフラである高速道路早期開通にむけて地元に住む住民をはじめ私達地域経済にとって貴重な機会となりました。

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会に先立ち平下理事長挨拶では、平成5年に開港した萩石見空港の周辺にある長門、萩、益田、浜田、江津の5つの青年会議所が空港を中心とした圏域の発展に寄与するため南日本海ネットワークを立ち上げ以来22年間活動してきた経緯を話されたとともに今年度江津が任務を行うにあたり何をすべきか、この地域に何が必要か考えたところ”インフラ”が必要であるという結論、そしてインフラが必要であるという”意識”が必要であるという考えてに至りました。
京都大学大学院教授であられる藤井聡様を迎えての講演会を計画致しましたが、現内閣官房参与でもあられ国家の中枢でご尽力されている多忙極まるなかだったんですが、この江津の地に来て頂けることになりました。この地域のインフラのありかた、この国家の経済の見方、どうか皆さん、心ひとつにして一緒になってこの地域を盛り上げるべくどうか今講演会、ご清聴賜りますようお願い申し上げますとご挨拶して頂きました。

 

そして、二部構成の第一部である藤井聡様のご講演。

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島根県にもご縁がおありで、一年に一度ほど島根を訪れるという藤井様ですが多忙ななか、なぜ地方に来て頂けるのかというと地方には圧倒的にインフラが不足しているからだとおっしゃっておられました。地方に住む我々が声を上げていかないとこの格差は埋まらないともおっしゃられていました。
しかし、各地方の方々と触れるなかで地方の方はもう高速が無いということが当たり前の感覚になっているともご指摘されました。
アメリカ、ドイツ、フランス、イタリア、などなどいわゆる先進国に比べて先進国であるはずの日本がことインフラに関しては格差(地方と都会)が尋常ではないということをデータを元に分かり易く教えて頂きました。その差は地図で見ると一目瞭然!
さらに都市圏でのインフラでも東京と大阪では高速の本数で言うと2倍の差があるというデータをもとに東京一点が超インフラでありそこにある大多数の意見がこれ以上のインフラを求めないという傾向にある意識が結果我々地方のインフラ状況に影響しているということでした。本当に高速を求めるのであれば地方に住む私達が声を上げないといけないことを改めてご指摘頂きました。
高速道路をつくるときの一人当たりの費用というデータについてもお話頂き、都会であれば人口の多さから道路にかかる費用は一人当たりで見ると確かに安くなります(東京都市圏で人口3000万人)。しかし、人口も少ない地方は、一人当たりで見ると都会よりも何倍もの費用がかかる事になります。数字上で見れば効率が悪く高速をつくる理由にはならないけれどもこういったデータをもとに高速の建設が滞っている現実もあるということです。
高速道路が地域に与える格差の事例について研究したお話をして頂きました。中国地方でも瀬戸内海側に開通した山陽道。対して山陰地方(日本海側)の道路が未だ開通していないためどういった結果になったか、山陰地方の経済は言わずもがな疲弊の一途を辿ることになりました、インフラが無ければ経済の活動も大きく動くことがなくその結果仕事がなくなり、人口流出や若者が都市圏にでるという結果にも繋がりました。一概には言えませんがこの”道路”が無かったからという現状が実は地方の経済にとっては致命的な状況をつくり出すということを教えて頂きました。

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今まさに、一極集中で都市開発が進み経済的には成長した日本ですが今度はそれを返す時。多数決で道路建設をやっている限りいつまででも地方には高速は通らない、私達地方の人間が道路が必要だと認識することの理由として、一つが先進国だと隅々まで道路が行き届いていること。そして、もう一つが都会に道路ができれば田舎に被害が起きるということ。この2点をまず認識することが大事であるということでした。

地方の経済が疲弊しているのが高速のせい?という方に。高速道路インター付近、そしてそれ以外の事業所の経済状況を比べたデータがありその比較についてのお話もして頂きました、工業系の事業所で高速インターに遠いところにある企業の成長率が85%に対して、インター付近では、169%と2倍の差があること。更に、商業では、遠いところが8%の成長率に比べ、近いところではなんと92%という差があるというデータもお聞かせ頂きました。物流コストや人も含めたものの動き、こういった状況がし易い地域では経済が比較的発展する。江津市はかすかにインターが届いているので助かっている状況がありますが、高速が行き届いていない地方にとってはまさに死活問題であり、まっとうな経済活動ができないのもうなずけるお話でした。道路だけが経済を回復させるのではないが間違いなく地域経済の第一歩になり、地域の経済に直結していることを認識しました。

 

そして最後のお話として、まずは人口の流出を防ぐこと。小さなインフラの整備がこの地方の疲弊を止められる。人は自分が生まれた地域が好きであり、暮らせるのであれば生まれ育った地域で働きたいと思っているはずです。地方と都会の格差を止めなければならないし、それは未来を考えた時必然の対応になると思います、是非ともこのインフラを軸とした経済の発展を考えていて頂きたいと思いますとエールを贈って頂きました。

 

第二部のパネルディスカッションでは、山陰中央新報社論説委員会の高尾委員長にコーディネーターを務めて頂き、藤井様も同席のもと、パネリストとしてNPO法人てごねっと石見の横田理事長、江津市建設業協会の原副会長、国土交通省中国地方整備局浜田河川国道事務所の松本所長、そして一般社団法人江津青年会議所平下理事長が登壇されました。

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道路と経済というセッションでは、やはり高速が行き届いていない現状が山陰地方の同胞意識の障害になっていて、浜田道ができたことで広島からの来客は多くなったがなかなか滞在するということにはつながらずお金を落とさず通り過ぎていく印象が強い現状がある。各地域でも良い事業、取り組みをやっていはいるが単独であり、まとまった動き、活動や団結に至っていないため商業的にも障害があると感じているという話がありました。

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建設業からは3つの大きな役割、つくる・メンテナンスする・そして災害に対応するということから、突発的に起こる災害に道路が行き届かないため充分な対応ができるかどうか心配する意見もありました。

また、建設業は政府と民間の仕事という2種類の所得があり政府の公共事業という大きな仕事になると建設業から様々な業種に仕事を発注することから広域で地域経済を支えるところにつながっているというお話もありました。
生活と道路というセッションでは、道路事業が遅れている中国地方ですが一部開通したところでどういった効果があったのかというお話があり、事業者からは販路拡大や物流計画の効率化、燃費の向上に繋がるなどのお話がありました。

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定住とインフラというセッションでは、道路がどうあるべきかという事自体があまり考えられていない現状があり、卒業後の学生が県内にもっと残ってもらうために若者にもっと道路が重要であるということを落とし込んでいかなければならないという意見がありました。また、この地域で行っている田舎ツーリズムという体験型のプログラムも年々応募件数が上昇しているので、行き来を更に良くし活発にしていくためにも高速が必要になってくるという話もでました。

医療についても道路が行き届いていない地域での救急搬送や到着までの時間を短縮しようとするとどうしても高速が必要になってきてそれはまさに命に関わってくる重要なことだということや、曲がりくねった道路ではなく安心して搬送するためにも高速はかなり力になることや、夜間はドクターヘリが飛べないことからも道路の重要性が高まっていることがあげられました。

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道路はあらゆるところに影響していてインフラストラクチャー、救急・防災・観光など、重要な拠点をつなげる機能があることは話の中でもあげられましたが、松江ー出雲と浜田ー江津が分断しており、萩空港もつながっていない。これらが一本で通ることで統合され交流はじまり、ビジネス、観光、医療の発展に寄与する。そして、地域資産をシェアすることができるという事をお話頂きました。

今事業を通じて様々な意見や現状を知ることができ、道路が与える大きな影響力について感じ、そしてこの地方には高速が必要だということを強く認識させて頂ける講演会、パネルディスカッションとなりました。

 

そして、講演会終了後は藤井様とパネリストの皆様、そして南日本海ネットワーク会議の青年会議所メンバーと懇親会を開き、この日の講演会についてやお互いの活動を語り合い懇親を深める機会とさせて頂きました。

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公共交通機関を使って首都東京から一番時間のかかると言われるこの江津の地にご多忙の中、お越しくださいました藤井聡様。

この地域の現状、そして高速道路が必要というお話を分かり易くまた様々な方面からお話してくださりました、コーディネーターの山陰中央新報社論説委員会委員長 高尾雄裕様。NPO法人てごねっと石見理事長 横田学様。江津市建設業協会副会長 原諭様。国土交通省中国地方整備局浜田河川国道事務所所長 松本治男様。

中国地方の発展のため共に活動し、そして今日のため江津の地に集っていただきました、南日本海ネットワーク青年会議所メンバーの皆様。

今日という機会に足を運んで頂いた来場者の皆様、本当に有難う御座いました!

新入会員セミナー開催!

本日は、育成委員会による新入会員セミナーが江津商工会議所で行われました。

新入会員セミナーという事業ですが入会数年のメンバーも一緒に参加し、新入会員と交流を深めながら行うセミナーとなりました。

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平下理事長のご挨拶では、一人の場合と、グループと、更にチームの違いは何なのか?グループのあげる成果とチームがあげる成果の違いは何なのか?皆さんの会社だったり委員会はグループなのかチームなのか、、そんなことを考えながらセミナーを受けて頂きたいと思います。私も入会して学ばせてもらいましたが一人の自分の力、集団のグループの力、そしてそれを超えてチームの力となった瞬間を体験したことが私がこの青年会議所で一番学ばせてもらったことでした。皆さんにその違いと価値を是非感じて頂きたいと思いますとご挨拶頂きました。

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担当委員会である育成委員会平下委員長からは、本日はたくさんの事業があるなかこうやってご参加いただき有難う御座います。私も新入会員の時、印象に残った事業があったんですがその時先輩から言って頂いた言葉が未だに印象に残っているという事があります、今まで青年会議所活動が嫌だった時期も正直ありました。しかし、先輩やそして一緒に活動するメンバーとのつながりが実はこの実社会での繋がりとなんら変わりないことに気づいた時この会を実施したいと思い計画して参りました。この会を皆さんの懇親が深まる会にして頂きたいと思いますし一瞬一瞬を大切にして頂きながらセミナーを受けて頂きたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

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セミナーでは、パスタを使ってタワーを作り一番高い位置にマシュマロを置くという作業を2回に分けてグループで行い、共同作業で得られる最も大事なプロセスである、1回目を経てのフィードバックを得て次につなげるということを体験しました。1回目と2回目に分けタワーを作りましたが、一度目のフィードバックを経て、二度目に更に高いタワーを作るチームもあれば、違う結果のチームも、、しかし、失敗を恐れず新たな発想でチャレンジするということがさらなる成長に繋がる事を皆で共有しました。

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総評で漆谷担当副理事長からは、今セミナーで新入会員との横の繋がりを持って頂きたいという想いで今事業を計画しました。手段がマシュマロだったということでしたがそのなかでも皆さんに一番伝えたかったのはチームビルディングを鍛えることや高い目標を持つことが大事ということではなく、失敗を恐れずチャレンジするということを訴えたかったという事を話され、チャレンジする事に失敗はなく、あるのは成長だけだということも併せてお話頂きました。

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セミナー後はメンバーでの懇親会では、セミナーでの振り返りや新入会員を囲んでの何気ない会話で大いに盛り上がりました。

締めの挨拶では、室谷監事より毎年行っている新入会員セミナーですが今年は思考を凝らした素晴らしい会だったと思います。どうやったら正しい答えを導き出せるかということを自然と話し合える場が作れたのではないかなと思います。こういった場をもっと多く持って頂いて絆をより深めよりパワーアップした江津青年会議所になって欲しいと思いますと最後挨拶を頂きました。

 

 

【明日開催】南日本海ネットワーク会議2015事業 藤井聡氏講演会!!

江津青年会議所ホームページをご覧の皆様こんばんは!

明日10月10日は、江津市総合市民センターにおきまして、16時より【今、この地域に高速が必要な理由】と題しまして、現安倍内閣官房参与並びに京都大学大学院教授であられます、藤井聡氏をお招きした講演会を開催致します。

今夜は最終打合せの委員会をおこなっています。

 

今講演会では、地元建設業界などパネリストをお招きしたディスカッションも合わせて行わさせて頂きます。この地域にとって高速道路が通ることの意味について、また私達の住む地域の今後をどのように考えていかなければならないのか?私達一人ひとりが当事者となってこのテーマについて想い、考える機会になればと思います。

本当に貴重な機会となっておりますので是非とも会場へ足を運んで頂き、講演を聴いて頂きたいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します!!

 

▼講演会詳細

https://www.facebook.com/events/1202900163060613/