5月例会「急がばまわれ」

5月18日(金)に5月例会が開催されました。
今回は森田晶士君が率いる地域経済委員会の担当例会でした。
今回の例会は「急がばまわれ」と題し、山陰道の開通に伴う地域のメリット、デメリットをテーマにした内容でした。

 

 森田委員長は挨拶の中で、「『急がばまわれ』とは、山陰道の開通が迫ってきているが、江津市は素通りされ、地域経済が衰退しかねない。市外県外の方に、立ち寄ってもらえるようにもっと江津を知ってもらいたいという思いを込めて名付けました」と話しました。

 

 松本委員の発表では、仁摩温泉津道路、浜田三隅道路の開通後の効果に付いて利便性を述べ、開通後は交通渋滞の解消、緊急搬送の短縮、産業発展などのメリットがある一方、下道の街の通過がなくなることから消費の減少というデメリットもあることを訴えました。
これまでインフラの整備がされれば「便利になる!」と安易に思っていましたが、地域にとっては必ずしもそうではなく、魅力の発信の必要性を感じました。

 

 大屋運営幹事は、西の集客ポイント「水族館アクアス」と東の集客ポイント「道の駅サンピコごうつ」に焦点を当て、アクアスに対して集客人数の低いサンピコの利用客数を増やすにはどうしたらいいか?という観点で、広島や島根県内の道の駅を視察した結果を発表しました。

 

 最後の渡邊副委員長の発表では、新インフラからの街を救う『森田プラン』ということで、アクアス~サンピコ間の拠点を充実させるには、民間の努力も必要。江津の特産品、農水産物に触れられるプランを発表し、「東西両サイドの大型コンテンツが人の流れを決める」とまとめました。

9月にはサンピコにてその「森田プラン」が形になって実施される事業も開催予定とのことで、どんな事業になるか今から楽しみです。
皆さんもぜひ楽しみにお待ちください!!

 

 またPRの際には中国地区協議会の経済再生委員会のメンバーより「中国地区コンファレンス2018in鳥取」のPRもありました。江津JCメンバーの阿瀬川浩史君、坪内涼二君、湯淺弘一君、青笹輝和君も壇上に上がり、輝かしい姿を見せてくれました。
中国地区コンファレンスは9月7、8日。こちらも楽しみですね!

情報委員会  委員 澄川恵里子