10月例会 ここから始める江津の未来

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(一社)江津青年会議所ホームページをご覧の皆様こんにちは!

先日10月19日は外貨流入委員会による10月例会 「ここから始める江津の未来」と題しまして例会が行われました。

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担当されます外貨流入委員会のメンバーの皆さんです。外貨流入委員会の皆さんにとって最後の例会であり、この一年間を締めくくる総括でもある例会を思いを込めて発表していただきました。

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平下理事長挨拶

「9月の例会から1ヶ月が経ちました。皆さんにとってどんな1ヶ月でしたでしょうか、どんなことにチャレンジできたでしょうか、どんなことに取り組んで自分を超えていけたでしょうか、辛いこともあったかもしれませんけれども、どれだけ自分を信じて、また他人を信じることができたでしょうか、そんな思いを一人一人が携えて月に1回の例会に集まってお互いを称えて帰ることができる、それが江津JCの例会だと思っています。今日一日よろしくお願いします。」とご挨拶頂きました。

また、この1ヶ月の間に開催した事業であります、山陰自動車道祭り、南日本海ネットワーク会議2015事業 藤井聡氏後援、新入会員セミナー、島根ブロック協議会会員資質向上アカデミー事業についての評価や労いのお言葉をいただきました。

そして、本日の10月例会について、「本日は外貨流入委員会の最後の例会となります。これは先日の南日本海ネットワークの延長線でもあり、かつて開かれた例会の総括でもある例会だと聞いております。

私はどこか心の中に、やはり自分自身もこの地域も、もっともっと新しいことに取り組んでいかなきゃいけないという思いがありました。ただ青年会議所の中でたくさんの人々に巡り合わせていただく中で、地域に根ざしてこの地域の実情を知っていった中で、私自身の考えが本当に小さいものだったなと思い知らされました。もし江津が元気がなくて、新しいことにチャレンジしてないことが地域の衰退の原因であれば、この日本のたくさんある地域の中で成功している地域、都市はほんの一部しかない、それはその地域の全ての人ががサボっていたり、チャレンジしそびれているわけではないと思います。大本にはやっぱり国の政策がベースにあって、それに対する私たちの意識が余にも低くて、声を上げられなくて今の現状があるのではないかということが認識できました。江津のGDPのうち半分は公的資金に支えられています。それらを知らずして僕たちが何か明るい未来に対してチャレンジしていくっていうのがほんとに恥ずかしく思ったんです。そんな中たくさんの学びをいただいて、私が理事長の時に是非お呼びしたいということで藤井先生に来ていただいたんですけども、ああいった形でまっすぐメッセージをいただけたということは本当に嬉しく思います。皆で携えて新しいチャレンジをする僕らのような小売業の人間も経済の基盤を下支えしている建設業の皆さんも一緒になって、このふるさと大家族っていう経済を守っていくことが大事だなぁということを思っております。是非ともこの例会ですね、今場委員長が1年間かけて学んで皆さんに発信したいことに耳を傾けてですね、持って帰って頂ければ幸いに思っております。

そして来月は卒業生大いに語るの例会になります。卒業するときに何を語るのかというのは、自分の人生が終わる時に今まで強烈に残った景色が走馬燈のように頭の中を駆け巡るそうですけども、JC版の走馬灯が11月の例会であり、12月の卒業式になります。このJCの運動にどんな意味があるのか、去る方が語る言葉にその意味が隠されていると思いますので、是非とも万障お繰り合わせの上お集まりいただきますように心からお願い申し上げまして理事長の挨拶とさせていただきます。今日1日宜しくお願いいたします。」と挨拶されました。

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今場委員長趣旨説明

本例会は3部構成で発表させていただきます。第1部では3月例会で発表させていただいた当委員会の目的と10月事業で藤井先生に頂いた熱いメッセージを取り混ぜて山陰自動車道早期開通のための必要性をもう一度皆さんにご理解いただくというパートになっております。第2部では9月事業で行いました山陰自動車道祭りの意義と今後の我々の活動について発表させていただきます。そして第3部では委員会のまとめの部分を情熱的に語っていただくという内容になっております。熱いメッセージが伝わり一つでも持って帰って頂けるものが残ればと思っております。と趣旨説明されました。

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第1部「取り戻せ私たちの地域経済」と題しまして山本委員より発表がありました。

一年間どうすれば外貨を獲得できるか考えてきた、人口は減っていく、その中で経済を取り戻すためには山陰自動車道の早期開通が一番であると10月事業で行われた藤井先生の講演動画を交えながら伝えていただきました。

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そして第2部では「江津の魅力を集めてみなイカ」と題し、澄田委員より発表がありました。

9月に行われた山陰自動車道祭りでアンケートに答えてイカを食べていただき、そのアンケートを元に山陰自動車道の早期開通が必要であると説明していただき、同時に江津の魅力を県外の方々にアピールしていくことが重要であると発表いただきました。

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そして第3部「ここから始める江津の未来」と題しまして和田副委員より発表がありました。

山陰自動車道早期開通のためにも、青年経済人の成長が必要であると、自身の人生を交え、そのきっかけが青年会議所活動にあったと熱く語っていただきました。

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砂田担当副理事長 総評

先日の藤井先生の講演で暴力的な格差という言葉があったと思いますが、あれはどういう格差かというと、もし山陽道が無くて、山陰道があればという過程を京都大学の学生さんとシュミレーションした時に、40年間で2兆円の経済効果があるという試算が出たそうです。年間で言うと500億円、1日で言うと1億3600万くらいのお金が今高速があればこちら側にあるはずなのに高速がないがために奪われている。これが暴力的な格差です。また、現在の人口25,000人がH52年には15,000人になることで経済がどれくらい減るかというと、1人あたりが大体100万円のくらいの地域の循環のお金を出しますので、1万人減りますので、これ100億円です。15,000人だとすごい減ったなぁと思いますが、毎年100億円しかマイナスにならない、だけど高速道路がないために毎年500億円もこっちは損害を受けている、そのくらいこのインフラっていうのは物凄く大きいっていうのをまず心に留めておいて欲しいと思います。

今日のタイトルは、ここから始めるだったと思います。始まるじゃなくて始めるです。これは皆さんがするという覚悟を持って欲しい、そのためにこのスローガンであるPositive Changeというところに行き着くというのが私たち経済グループのこの一年間やった中で行き着いたところです。是非皆さん一人ひとりが域内経済もですが、外貨獲得を目指して活動を今日から邁進していただきたいと思います。と総評されました。

皆で今日から外貨獲得のため自身に何ができるのか考え行動していくための意志を皆で共有する例会となりました。